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Amzon.co.jpでついに全文検索開始

Posted on | 11月 1, 2005 | コメントは受け付けていません。

アマゾンで書籍購入前に“立ち読み”可能–日本5周年で設備、機能を拡充 – CNET Japan

Amazon.co.jpが5周年を迎え、ユーザーに大きなプレゼントをくれました。
ついに日本でも全文検索がスタートになったんです。(WPC EXPOの基調講演で近日中に開始とは言われてました。)
う〜ん、これはうれしい。サービス名は「なか見!検索」とちょっとどうなんだろ??という感じですけどね(笑)。

そして、この5年間でユーザーからよくリクエストがあるのが「書籍の中身を見たい」ということだった。5周年を期に、このリクエストを新サービス「なか見!検索」として11月1日から開始した。これは、和書と洋書の本文を検索できるサービスだ。現在、和書と洋書を合わせて800万点扱っているが、このうちの13万冊の本文が検索できる。

800万のうちの13万ということで2%未満しかまだ対応はしてないってことですけど、それでも13万冊ですからねぇ。
どういった分野、また新刊がカバーされてるのかというところは気になるところですけど、これでAmazonが書店に比べて劣っていた立ち読みがカバーできるようになったわけです。

どちらかというとぼくのAmazonの使い方って基本的にある程度買う本が決まってるときだったんです。レビューはあったとしてもやっぱり本屋の立ち読みにはかなわなかったので衝動買いってほとんどしませんでした。でも「なか見!検索」ができたことでAmazonの利用率があがるかもしれません。(とはいってもまだまだ本屋の強みもあると思いますけどね。)

で驚くべきは、

そして、この本文検索は出版社の協力で実現した。あくまでも販売を促進する方策の1つとして協力を仰ぎ、特に講談社やソフトバンククリエイティブ、日経 BP出版センター、PHP研究所が検索の開発から携わった。こうした企業を含めて、現在約280の出版社が参加しており、参加者数や本文検索できる書籍数は今後随時拡大していく予定だ。書籍の本文データはほとんどの場合がAmazon.co.jpでデータ化しているが、出版社からデータの提供を受けている場合もある。

というように出版社が積極的に協力があったということ。これってgoogleとは大違いですね。まぁAmazonは購入につながりますからね、出版社としては協力しやすいんでしょう。でもこれって出版社も完全にAmazonを強力なパートナーとして認めたってことなんだと思います(今までだってもう認めてたとは思いますけど)。
Amazon側も、

ただし、この「なか見!検索」は、過去に一度でもAmazon.co.jpで買い物をしたユーザーでなければ利用できない。また、利用するにはサインインしている状態でないとだめだ。著作権などを保護するセキュリティの観点からページの閲覧履歴などをAmazon.co.jpが管理しており、特定の書籍などをある一定のページ数見るとそれ以上は見えなくするなど、制限を設けている。そのため、「なか見!検索」を使って、書籍の全文を見てしまうといったことは不可能だ。

というようにセキュリティ面はきちんと考えているみたい。
まぁ全部みることはできないっていってもそもそも全部なんて見ませんから(笑)。

いままでAmazonってちょっと検索弱いなぁと思ってたんですけどこれで他のオンライン書店の中でまたまた差をつけちゃいましたね。

WPC EXPOの基調講演で、
「アマゾンはまだ創業初日」–日本市場は売上の10%を占める存在に – CNET Japan
ベゾスの「Still Day One(日々が1日目)」という言葉が紹介されていたみたいです。
ここまで大きくなってもまだ1日目。つまりこの成功に奢ることなくユーザーを見ながら日々よい方向に改善していくという姿勢がやっぱりAmazonの最大の強みなんだろうんなぁ。

それともう一つWPC EXPOでの講演で気になった発言はこれ。
「iTunesの動向には目を配っており、今日発表できることはないが、いずれ音楽配信についても最良の購入体験を提供することを検討中で、既に大きな投資を始めている」
以前からベゾスは音楽配信についてもたびたび言及してましたが、Amazonの幹部を含めここまで音楽配信への参入を名言したのは初めてだと思います。
強力なレコメンド、そしてCD物販と上手く結びつけたサービス、う〜ん、いったいどんなサービスを作り上げるのでしょう???
音楽配信にもかなり強力なプレーヤーの登場ってことになりますよね。WMAで参入するんですかねぇ。日本でも開始するのかなぁ。

まぁとにかく今後もよりユーザーに魅力的なサービスを作っていってほしいものです。
あと常に安くね!!

デジタルARENAに掲載されていた主な質疑応答。(重要な気がするので抜粋しときます。)

●ebayとアマゾンの大きな違いは
 競合の存在は重要で、よりよい価値を提供したいという意欲が生まれる。アマゾンは顧客重視の方針を貫き、100年後にも継続できるビジネスモデルを目指す。

●楽天のような手法ではなく、物流を含めた販売とする理由は
 他社を意識するのではなく、顧客重視の姿勢を貫く。在庫の管理など事業には苦しみもあるが、顧客の買い物体験を最初から最後まで大切にしていきたい。長い目で見れば、この手法が有利と考えている。

●iTunesのサービスが日本でも始まったがアマゾンへの影響は
 iTunesには注目している。アマゾンでもこうしたトレンドを取り込み、デジタルデータをダウンロードできるような環境を作り上げていきたい。

●ネット企業によるメディア企業買収の動きをどう見るか
人々はインターネットであらゆる情報を入手するようになる。どんな情報を提供するかは各企業によって違う。アマゾンでは買い物の価値提供を継続していく。

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