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iTMS、全米売上トップ10入り

Posted on | 11月 22, 2005 | コメントは受け付けていません。

iTunes Music Store、初の米国売上トップ10入り–楽曲販売でレコード店を上回る – CNET Japan

iTunes Music Storeがアメリカにおける楽曲販売(もちろんリアル店舗を含む)でなんとトップ10入りしたんだそうです。
これってすごくないですか???

調査会社のNPD Groupによれば、Apple ComputerのiTunes Music Store(iTMS)は、今やTower RecordsやBordersといった従来のレコード店より多くの楽曲を販売しているという。

というようにTower Recordsより多いらしいですからね。

CDの購入よりも音楽配信での購入のほうが多いというわけではないですけど少なくともiTMSが音楽の小売市場の中心に食い込んできたことは音楽にかかわる人にとって大きな意味を持つんだと思います。

もちろんアーティストやレーベルにとっては音楽配信市場が今までのCDに匹敵する重要な市場になってくるでしょうね。もしかしたら売り方だって変わって来るかもしれないです。まずは配信でリリースしてその売れ具合でパッケージとして売るとかだってあると思うし、CDにはボーナストラックが入っていて配信では入ってないとかの差別化だってできるし、今までとは違う新しい形の販売を考えないと売れない時代になってくるのかもしれないです。

それに今までの小売店だって音楽配信を始めるでしょうね。日本だとTower RecordsがNapstarと組んで来春から始めるっていってますけど、このまま黙って市場を奪われるわけにはいかないですもんね。
ただもう既に勝ち組が決まりつつある音楽配信市場に今から進出してどの部分で勝っていくかを考えるのは結構至難の業な気がします・・・・。
ただ小売といってもAmazonが音楽配信を始めたら逆にiTMSの大きなライバルになるかもしれません。そもそもAmazonのユーザーはネットで購入するということを前提にしているし、今までの物販の補完としてデジタルコンテンツを利用できますからねぇ。書籍についてもデジタル化を進めてますから音楽配信を始めるのもそんなに遠くない気がします。

あとは購入するユーザーにとってどうかということですけど・・・・。
昨今話題になっているBMGのCCCDやEMIのCCCDは明らかにユーザーを無視したものになっています。そもそもそのCDをPCで書けたらセキュリティホールができるなんていうのはもってのほかですけどEMIのCDだってMacだと聞くことできないですし、iPodに転送することもできません・・・・。
こんな状態は続かないとは思いますけど続いたとしたらCDを買う人もどんどん減っていきますよね・・・・。
だって何にも自由にならないんですもん。
CDを買ったらそれを聴くための環境まで縛られてしまうのはひどいですよね。なのでこれが続いたらますます音楽小売市場における音楽配信の力は高まりますよね。(とはいえ決して今の音楽配信が一番いいのか?というとそうではないですけどね。)

でもうひとつ興味深いデーターがでてたんです。

 全米レコード協会(RIAA)によれば、2005年前半のデジタル音楽の売上は市場の4%をわずかに上回った。2004年前半のシェアはおよそ1.5%であった。
 Crupnickによると、AppleのiTunesは2005年、PCベースのデジタル音楽ダウンロード市場の70%以上を占め続けたという。

そう、iTMSがベスト10に入ったとはいえデジタル音楽の売上は市場の4%にしかすぎないんです。つまりいかにiTMSの占める割合が大きいってことですよね。全体の4%の中の一小売がベスト10に入るんですから。70%っていったもう独占に近いですよね・・・。
ということはですよ。音楽配信の力が高まったとしてもそれはほぼiTMSってことで、これから市場が伸びれば伸びるほどAppleにとってはiPodユーザーが増えていくことになるわけです。
う~ん、なんだかもうAppleの独壇場になってきましたね。
果たしてSonyは新Walkmanで巻き返しが図れるのか、そして日本ではnano対抗端末である松下のSDカードプレイヤーがどこまでがんばれることができるのか、この年末商戦で一つの結論がでちゃう可能性もありますね。

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