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iTunesMSはamazonになれるか!?

Posted on | 11月 29, 2004 | コメントは受け付けていません。

アップルはダウンロード音楽界のAmazon.comになれるか – CNET Japan

CNETに面白い記事がでてました。「アップルはダウンロード音楽界のAmazon.comになれるか 」というもの。
U2がAppleのCMに無償で出ていることは有名ですが、U2がなんでAppleに協力しているかといったことが簡単に書かれています。
でもそれよりも一番気になったキーワードは、

オンラインサービス企業は、独占コンテンツの入手に躍起になっており、アーティストの広告や販促費用まで負担してしまっている。オンラインサービス企業各社は、音楽市場をコントロールするほどの力を持っていないのが実状だ。

という部分。特に「オンラインサービス企業各社は、音楽市場をコントロールするほどの力を持っていないのが実状だ。」というのはほんとうにそう思います。これはたぶん音楽市場だけでなく映像配信市場でもまったく同じなんでしょうね。

現状はコンテンツを持っているところが強くサービスする側は非常に弱いというのは図式になっていると思います。まだ配信分野ではここに出せば絶対売れるという勝ち組が決まってないですよね。なのでオリジナルなものを入手しようとすれば高いお金を支払うか、自分たちで作らなければいけない状態です。

でも今投資して勝ち組になればその後には「ペイ・フォー・プレイスメント(掲載コンテンツ毎の課金)」モデルになれると各社考えているのでしょう。記事にもあるとおり多くのユーザを抱えればコンテンツはお金を払って調達するものではなく逆にお金をとってでも掲載していくものになるってことですよね。

とはいえほんとに「ペイ・フォー・プレイスメント」と配信ビジネスって上手くいくのかはちょっと疑問に思うところもあります。まず音楽にしろ映像にしろ単価が非常に安いです。なのでコンテンツを持つほうにしたら相当数売れないと「ペイ・フォー・プレイスメント」になりえませんよね。あとネットだとすぐに他に移動することができちゃうのでどこまで囲い込んでおけるのかというポイントもあります。結局囲い込んでおくには他社と差別化できるコンテンツをそろえなきゃいけないのでそこにお金を投資する。そういうするとコンテンツを持つ方にしたらお金をくれてまでコンテンツを売ってくれるということになってますます配信ビジネスが儲からないってことにもなりかねません。

AppleはiPodというハードウェアで囲い込みができるのでその点では他よりも有利なことは確かだと思います。

やっぱり配信ビジネスも結局はECと同じなのでポイント制とかの導入も必要だし、(あんまりやってるところないですよね?)あとは楽天やYahoo Shoppingのように店舗として店を出してもらうというのもありですよね。(まぁ音楽配信もレーベルが店と考えたら一緒か?)
ただコンテンツを預かって配信するというモデルでは「ペイ・フォー・プレイスメント」への道はまだまだな気がします。

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