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D-cubicによる無線LANの価格破壊

Posted on | 6月 17, 2005 | コメントは受け付けていません。

ライブドア、月額525円で全国使い放題の公衆無線LANサービス–海外も視野に – CNET Japan

Livedoorが発表した公衆無線LANサービス「D-cubic」。これはもしかするといまいちパッとしない公衆無線LANの救世主になるかもしれません。というより一気に広まる可能性を秘めていそうです。

なにがすごいってまずはカバーエリアでしょう。まぁ当初は東京の人しか恩恵は受けられないですけど山手線内の80%のエリアをカバーするっていうんですからね。これがもし実現されればすごいことです。Hotspotと呼ばれるように今までの公衆無線LANは店舗とか駅構内といったまさにスポットが対象でした。でももし堀江社長の発表が本当ならこれはまさにHotzoneですよね。街中どこでも繋がるってことです。う~ん、これはすごいなぁ。でもそもそも80%って何に対して80%なのかわからないですけどね。携帯電話みたいに人口カバー率80%だったりして(笑)。

このカバー率を実現できたのが電柱にアクセスポイントを設置するというアイデア。電力系のパワードコムとの提携することでこのアイデアを実現するところはホリエモンもさすがという感じです。既にあるインフラを使うことで初期コストを下げられますもんね。コストといえば初期コストってなんと7億円。これってインフラ事業を開始するにしては相当低コストです。だから月525円っていう価格を設定できるんでしょう。そして、

「電柱ならばはじめから電線があるし、光ファイバーが通っている電柱も多い。しかも、電柱なら全国どこのエリアにもある」

というように電柱は全国にありますから全国展開も容易です。最初は電柱だけでもそのうちユーザーが増えれば店舗などからの引き合いも増えるかもしれないですもんね。
でもこのアクセスポイントって一台でどれくらいのエリアをカバーできて、どれくらいの同時アクセスを許容できるんでしょう?もしこの二つがいまいちであればたぶんこの事業は失敗する可能性もありますよねー。

堀江社長が言うとおりこの価格設定とカバー率でインフラ事業に参入するのはまさにソフトバンクの孫さんがヤフーBBをひっさげてADSLに参入したのを思い起こさせます。ただ違いは初期コストですかねぇ(笑)。7億だとまぁ失敗してもいいかなぁなんて思ってるような額な気もしません?

でも今回の堀江社長はパワードコムだけでなく、

なお、今回の無線LANプロジェクトインフラ構築パートナーとしては、パワードコム、アジア・ネットコム・ジャパン、アセロス・コミュニケーションズ、アライドテレシス、アルバワイヤレスネットワークス、グローバルアクセス、グローバルソリューション、日商エレクトロニクスの8社がある。来春から本格的に取り組んでいく法人向けサービスなどの協力者としては、京セラコミュニケーションシステム、トレンドマイクロ、日本IBM、フジテレビの4社が挙がっている。

といった大手のパートナーと話しをしているようです。なのでそう簡単に逃げ出すことはできないでしょうし、真剣ってことなのかも(いや別に真剣じゃないということではないです、決して)。京セラがウェルコムと上手く組み合わせて展開したり(まぁある意味競合になるからそれはないか?)、IBMがちゃんとソリューションとして展開していったらかなり強力ですよね。
あっ京セラが無線LANのハードウェア、トレンドマイクロがセキュリティ、IBMがソリューション、そしてフジテレビがコンテンツという役割をきちんと行えばすごいかも。

あとこれでちょっと期待するのがPDAの復活です。公衆無線LANが普及したとしても街中でいちいちPCを立ち上げてネットにアクセスするってそうないような気がします。まぁカフェとかだったらまだしも。で注目したいのはPDAの復活。無線LAN機能がついたPDAがまた流行るんじゃないかなぁという気がしますがどうでしょう??今や携帯電話にPDAの機能が載っちゃってきてるからやっぱりそっちになっちゃうんですかねぇ、定額性を使って。
でも機能面やPCとの連携ではPDAのが強いですからね。Livedoorには是非とも無線LAN機能搭載のPDAを街角でがんがん配布しちゃうなんて暴挙(?)に出て欲しいものです(笑)。

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