2004年06月24日

ブログの有料化

エキサイトブログが容量拡張を実施。正式サービス後も無料提供
JUGEM、正式サービス後も無料版を継続。機能拡張した有料版も追加
シックス・アパート、日本向けブログサービス「TypePad Japan」

ブログサービスが続々β版から正式版リリースに向けて動き始めました。まずはエキサイトとJUGEMが7月中旬に正式サービスに切り替えるそうです。

どちらも現行サービスと同等の機能を持つ無料サービスと機能拡張した有料サービスというモデルです。
これはブログ人やココログがやっているモデルと一緒ですね。

一方シックス・アパートはTypePad Japanを開始するという発表もありました。

料金プランはブログ数が1個までの「Basic」が630円、3個までの「Plus」が840円、無制限でブログを作成できる「Pro」が1,260円。容量はBasicが50MB、Plusが100MB、Proが200MBで、1カ月に利用できる帯域はBasicが1GB、Plusが3GB、Proが5GB。

ブログのビジネスモデルというのは各社が考えていることだと思います。
一つの方向は基本無料、機能拡張は有料というエキサイト、ココログ、JUGEM、ブログ人モデル。無難というかかつてのHPサービスなどと同じモデルです。
もう一つはTypePadやドリコムのようにISPなどにブログシステムを提供するとともに個人向けにサービスを提供するというもの。このモデルはたぶんシステム提供で大きな収入を獲得しようとしているのだと思います。B2B2Cモデルですよね。確かにこっちのほうが収益は上がりやすいと思います。

結局ブログを提供する会社にはいくつかのパターンがありますよね。
一つは提供元がISPの場合。もう一つはポータル。そしてブログ専門にやっている会社です。
それぞれブログを提供する意図も違いますよね。
ISPは自分たちの会員の囲い込みのためのサービスとしてのブログです。
なので別にそこで収益が上がらなくてもいいといえばいいはず。ISP会員として継続してくれればいいのですからね。
ブログ専門会社はブログで儲けないといけないですよね。自分たちの技術やシステムを他社に売って儲けるというモデル。ASP型もありますね。彼らの利点は技術力があるので新しい機能などの追加が早くできるということです。もしかすると先進的なユーザーはここのサービスを使うかもしれません。(たとえ有料でも)
ポータルはうーん、中途半端かなぁ。ポータルのモデルはポータルへのアクセス数増=広告モデルと会員獲得=有料モデルです。ブログに広告を載せるというモデルはまだ出てきてないように思いますがポータルの場合は一番考えやすいモデルですよね。有料だと広告がでないというモデル。でもユーザーにとっては広告がでるのってうれしくないですよね。特にブログの場合AdSenseを入れたりしてアフィリエイトをやっている人も多いので自分の収入にならない広告が出ることには拒否感があるかもしれません。

ということはISPは最悪そこからの収入はなくてもよく会員サービスとして提供すればよく(とはいえ費用もかかっているのでそれをペイできるくらいは稼がないとまずいですが・・・)、ブログ専門会社とポータルはそこで儲けなければならないわけです。ということはブログ専門会社とポータルは競合する可能性が高く、そうなると技術をもっている
専門会社にポータルが勝つことは難しいのでは?と思います。

今はほとんどのサービスがβ版での提供なのでいいですがこれが正式サービスに切り替わるときにユーザーの移動が起きるかもしれないですね。(MT3.0がでたときにライセンスの問題でMTから切り替えようというユーザーの動きがありました。)でも各社もユーザーが離れていくことは望まないので現行サービスと同等の機能は無料で提供する方向になっています。そうなると有料化というビジネスモデルがなりたたないという悪循環になる可能性があるような気がします。
なにか新しいモデルは生まれないでしょうか・・・




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